東京鉄道遺産13 渋谷駅玉川改札と、玉電時代からの「昇り口」などの看板


 「東京鉄道遺産100」(東京人2012年3月号)の「駅の施設」部門に『渋谷駅玉川改札と、玉電時代からの「昇り口」などの看板』と長いタイトルで認定されたものがある。
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 「玉川改札」は、山手線外回りのホームから階段なしで出られる改札口。
 一方、中央改札口から井の頭線方面へ下りる階段に、「昇り口」と「降り口」の看板がある。これは、昭和40年代から変わらずにあるという。

 玉電は、明治40年(1907)3月に道玄坂と三軒茶屋間で開業した玉川電気鉄道のことで、同年8月に玉川~渋谷間の全線を開通させた。
 その後、昭和13年(1938)に、東京横浜電鉄(現・東京急行電鉄)に合併された。
 そして、昭和44年(1969)首都高速3号の建設に伴い廃止された。

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 「玉川改札」の向かい側に、かっての玉川線渋谷駅があった。そのためについた名称が現在まで残っている。
 「昇り口」と「降り口」の看板は、中央改札から玉電の乗り場に行くまでの道案内の看板あったなかのひとつで、山手線をまたぐ階段に残っている。
 一般的には「上り」「下り」の言葉が使われるが、ここは昔からの「昇り口」「降り口」が残っている。

 
 玉電がなくなって49年経っているが、今だに当時に名称が使われている。
 施設というより、「名称」の遺産ともいえるようだ。


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 ハチ公広場の前に青い電車がある。これは、東急東横線の渋谷・桜木町間を走っていた東急5000系車両で、通称「青ガエル」の愛称で親しまれていた。
 現在は、観光案内所として利用されている。

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by ken201407 | 2018-07-30 11:44 | 東京鉄道遺産 | Comments(0)

徒然にデジカメで撮った写真を掲載します。


by ken201407
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