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東京鉄道遺産44 両国駅舎

 かっては総武線の始発駅だった両国駅。
 駅舎は、関東大震災で焼失したため、昭和4年(1929)に建て替えた2代目である。
 この駅舎が、「東京鉄道遺産100」(雑誌「東京人」2012年3月号特集記事)の「駅舎と駅の佇まい」の部で4番目に認定されている。
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 頭端式ホームの先にあり、正面の三連アーチ窓が美しい。このことが認定された理由のようだ。
 現在、この内部は観光案内所と飲食店などが入っている「江戸 NOREN」という商業施設になっている。
 
 電車への乗り降りは、駅舎右側部分の下に切符売り場や改札口がある。
 改札口の正面奥に臨時ホーム(旧ホーム)への通路がある。
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 レッドカーペットの通路はギャラリーとなっており、両国駅の歴史を写真で紹介している。
 
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 通路の奥に3番ホームへに階段があるが、通常は使われていないので、閉鎖されている。
 臨時列車の発着やイベントなどのときに使用されている。
 
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 ホームの様子は、併設されている現在のホーム(1・2番線)から見ることができる。

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 ホームから見る駅舎の向こう側に、両国国技館の緑の屋根が見える。
 現在の両国駅は、かっての総武線始発駅の役目を終え、両国国技館の最寄り駅としてよく知られている。
 
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 三連アーチ窓がある駅舎の中「江戸 NOREN」には土俵があり、傍にベンチが置かれ休憩もできる。
 その周りには、ちゃんこ料理や寿司・てんぷらなどが食べられる飲食店がならんでいる。

東京鉄道遺産44 両国駅舎_b0338976_11373840.jpg
 本場所中は、大勢の関取を間近で見ることができる。またお目当ての力士の写真やサインをお願いする相撲ファンの姿が多い。
 この写真は、十両の上位陣が相撲を取り終えて部屋に帰る時間帯だった。

 両国はやはり力士のいる光景が一番。



by ken201407 | 2019-01-16 14:17 | 東京鉄道遺産

徒然にデジカメで撮った写真を掲載します。


by ken201407
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