『墨東綺譚』の舞台・玉ノ井を訪ねて
2017年 04月 18日
永井荷風著書『墨東綺譚』の舞台が、現在の東向島・墨田地区だとは最近知った。
これまで、原作を読んだことがなかったし、映画も見たことがなかった。
所属するカメラ倶楽部の撮影会の場所になったことで、玉ノ井って聞いたことがないけど「どこ?」という感じでした。
調べてみると、『墨東綺譚』の舞台として登場している。
さっそく、図書館で借りて原作を読んだ。
原作を読んで、私娼窟だったことも初めて知った。
だが、売春防止法施行から60年経っているので、街も変貌を遂げている。
しかし、当時の面影が残る建物がまだ残っているそうだ。これも、じきに無くなるだろう。と、いうことから撮影会の場所になったようだ。
今日は、本番を控えて、街の下見に出かけた。
東武鉄道の東向島駅で降り、「東向島粋いき通り」を高架沿いに鐘ヶ淵駅方面に歩いた。
写真の右奥に進み道は、「玉ノ井いろは道」です。この道を行くと、すぐに交番ががありその左手を入って行くと、小説では「ラビリンス」と表現していたような路地が入り組んでいます。
路地には「ぬけられます」とか「近道」などの看板が立っていたそうですが、いまはないようです。
路地の中央で寝そべっているネコ。
写真を撮っていると、近所の女性が、「ノラ猫だけど、ほかの人が餌をやっているので、居ついて、丸々肥えている」と話しかけてきた。
近づいても、逃げるそぶりを見せなかった。
昨年末で閉店した銭湯。
銭湯の前のお家の人の話しでは、「店主が高齢で、借地の契約更新を契機に閉店した」とのことでした。
今回は、この銭湯がターゲットの一つでした。
残念なり。
これも時代の流れなのか。
道筋は、昔のままのようで、入り組んで、どこをどう歩いたのか、元の場所に何度も戻ってしまった。歩き疲れました。
たしかに、古い建物も残っていたが、工事中や真新しい建物が増えてきているようでした。
これまで、原作を読んだことがなかったし、映画も見たことがなかった。
所属するカメラ倶楽部の撮影会の場所になったことで、玉ノ井って聞いたことがないけど「どこ?」という感じでした。
調べてみると、『墨東綺譚』の舞台として登場している。
さっそく、図書館で借りて原作を読んだ。
原作を読んで、私娼窟だったことも初めて知った。
だが、売春防止法施行から60年経っているので、街も変貌を遂げている。
しかし、当時の面影が残る建物がまだ残っているそうだ。これも、じきに無くなるだろう。と、いうことから撮影会の場所になったようだ。
今日は、本番を控えて、街の下見に出かけた。
写真の右奥に進み道は、「玉ノ井いろは道」です。この道を行くと、すぐに交番ががありその左手を入って行くと、小説では「ラビリンス」と表現していたような路地が入り組んでいます。
路地には「ぬけられます」とか「近道」などの看板が立っていたそうですが、いまはないようです。
写真を撮っていると、近所の女性が、「ノラ猫だけど、ほかの人が餌をやっているので、居ついて、丸々肥えている」と話しかけてきた。
近づいても、逃げるそぶりを見せなかった。
銭湯の前のお家の人の話しでは、「店主が高齢で、借地の契約更新を契機に閉店した」とのことでした。
今回は、この銭湯がターゲットの一つでした。
残念なり。
これも時代の流れなのか。
道筋は、昔のままのようで、入り組んで、どこをどう歩いたのか、元の場所に何度も戻ってしまった。歩き疲れました。
たしかに、古い建物も残っていたが、工事中や真新しい建物が増えてきているようでした。
by ken201407
| 2017-04-18 23:24
| 東京散策