小名木川リバーツアー
2016年 03月 15日
その中の企画で、13日にあったリバーツアー特別編「築地から豊洲へのカウントダウン 新旧市場を巡る」に参加してきました。
中川船番所に集合し、まずは資料館館長の小名木川の役割の説明を聞きます。そして、館内の展示資料などを、横眼で見ながら(気持ちは早、船上です)、番所橋船着場へ向かいます。
資料館前の広場ではいろいろな行事があり、出店のテントには大勢の人が楽しんでいました。また、旧中川にはスカイダックや和船にヨット(ディンギー)がでて、川面も賑わっていました。
船着き場には、屋形船が我々を待ち受けていました。
屋形船は船着き場をゆっくり離れ、小名木川の流れの中に入って行きます。
ガイドさんの軽妙な説明を聞きながら、さっそく、昼食の弁当をほうばります。
やがて船は、扇橋閘門へ。ひとつめのゲートをくぐります。
ゲートの中に入って、水位の調節が終わるまで待機。
しばらくすると、ふたつめのゲートが上がりはじめました。
上がったゲートからは、しずくが雨のように落ちてきます。
ゲートを過ぎすすむと、左手に松の並木が、江東区の木「クロマツ」です。
小名木川の終端の萬年橋をくぐると隅田川に合流です。そこで、目にするのが優美な清洲橋です。船首はゆっくり隅田川の下流に向け、清洲橋の下潜りました。
清洲橋を過ぎると船はやがてUターンを始めました。すると、清洲橋の中央付近に東京スカイツリーがみえます。船頭さんの粋な計らいで、いい景色を見ることができました。
しばらくいくと、赤さびた鉄橋が見えてきました。かっての、「東京都港湾局専用線晴海線’(通称:晴海臨港鉄道)」という貨物線の鉄橋だったのです。
越中島貨物駅から晴海臨港鉄道の線路が豊洲・晴海地区に伸びていたのですが、1989年に晴海線は廃止され、港湾局専用線も全廃されたのです。しかし、鉄橋は撤去されずに当時のまま遺構として現存しています。
船はやがて、建設中の橋梁にさしかかりました。豊洲新市場に繋がる豊洲大橋です。橋げたの向こう側に建設中の新市場が見えました。
開票まであと8カ月です。
こちらは現在の築地市場です。橋桁は「築地大橋」です。
豊洲大橋、築地大橋とも豊洲市場開業に合わせて、開通されます。
もう間もなく下船場所の、聖路加ガーデン前船着場につきます。
1時間半の船旅を満喫することができ、楽しい一日でした。
by ken201407
| 2016-03-15 16:17
| イベント・祭り